犬前十字靭帯におけるエラスチン含有量の定量解析
犬の健康な前十字靭帯において、加齢や組織の変性とエラスチン含有量の関係について解析されており、靭帯の柔軟性や強度の維持にエラスチンとの関連性が示唆されています。
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犬猫の体の中では、関節や血管、子宮、肺など弾力が必要な部位に多くのコラーゲンとエラスチンが存在しています。
関節では約80%、血管は約50%、子宮は約90%、肺は約30%とされ、柔軟な動きや健康維持を支える重要な成分です。 また、エラスチンとコラーゲンは常にセットで存在し、コラーゲンが組織の構造を、エラスチンがその弾力性を担っています。 エラスチンなしでは、コラーゲンは本来の機能を発揮できません。
皮膚・関節・血管・肺など、弾力を必要とする組織はコラーゲンとエラスチンの二重構造。
コラーゲンが強さを、エラスチンが柔らかさを担い、両者が絡み合うことで“本来の弾力”が生まれます。
エラスチンは、コラーゲン線維をつなぎとめる「バネ」の役割。
関節や皮膚、血管など弾性線維を多く含む組織では、コラーゲンとエラスチンの構造バランスが重要です。
エラスチンはまさに、生命をつなぐ「命の源」といえる成分。
ペットたちも人と同じように、加齢とともにエラスチンが減少し、動きやすさ・しなやかさを失いやすくなります。
エラスチンがあってこそ、コラーゲンは本来の力を発揮します。
この2つの成分が調和してこそ、しなやかで弾む健康が生まれるのです。
エラスチンは生後数年で生成が止まり、年齢とともに減少。コラーゲンだけを増やしても、エラスチンの“バネ”が弱ければ十分に活かせません。
そこでエラスチン+コラーゲンを同時に補う設計が有効に。繊維ネットワークの強さ×しなやかさをバランスよく整えます。(図:ヒトの例)
一般的にコラーゲンにはⅠ型・Ⅱ型などの「型」があります。Ⅰ型は皮膚や骨、Ⅱ型は関節軟骨などに多く含まれていますが、 本製品が採用しているのは加水分解コラーゲン(コラーゲンペプチド)です。
この加水分解という工程は、コラーゲンを細かく分解し、分子を小さくすることで体で利用されやすい設計を可能にしています。
そのため、もとの「Ⅰ型」「Ⅱ型」といった構造上の違いはなくなり、体内では“型を越えて”働くようになります。
加水分解されたコラーゲンペプチドは、消化吸収後に「Pro-Hyp」などのペプチドとして皮膚・血管・関節など体の必要な場所で利用されます。
【参考文献】
🧬 明海大学大学院・関 勇哉 氏研究
「コラーゲンジペプチド(Pro-Hyp・Hyp-Gly)による骨代謝への効果」
(PDFをオンラインで開く)
一部の製品では「Ⅱ型コラーゲン配合」と書かれていますが、それが「加水分解コラーゲン」である場合、 実際には「Ⅱ型そのもの」ではありません。構造を壊してペプチド化しているため、科学的には“型”が存在しません。
それでも「Ⅱ型」と表記されるのは、「関節に良さそう」というイメージを伝えるマーケティング表現です。
本製品は製薬会社監修のもと、型にとらわれず、吸収と実感を優先した高純度コラーゲンペプチドを採用。
小さな分子設計により、コラーゲンとエラスチンを含む構造に着目した処方です。
Q. コラーゲンだけ摂れば十分?
A. いいえ。コラーゲンは強度、エラスチンは弾性。どちらか一方では“弾むしなやかさ”は成立しません。
Q. エラスチンは食事で補える?
A. 食事からの摂取は、難しいと言われています。複雑な構造で分解されやすく、体内での再合成も極めて限定的です。
Q. どの部位に存在するの?
A. 関節・皮膚・血管・肺など、弾性線維が多い部位に存在する構造成分です。
Q. 型によっては関節には効かないのでは?
A. いいえ。型の違い(Ⅰ型・Ⅱ型)は、もともとの「存在部位」の違いを表すものです。分解されたペプチドは、もとの“型構造”は失われ、Ⅰ型・Ⅱ型といった区別は意味を持ちません。
いつものごはんに振りかけるだけ。無味無臭で食いつきにも配慮。
小型〜大型まで毎日のベースサプリとして続けやすい処方です。
従来の抽出方法では残留物が多く残ってしまうため、エラスチンの純度の低さが課題でした。本製品のエラスチンは、九州工業大学の特許技術である「アルカリ処理」にて抽出されています。純度が高く、アミノ酸含有量に優れています。また、成分の特性を維持したまま体内で吸収されやすいよう設計されています。(※特許第4078431号、第6712014号)
マウスを用いた実験により、加水分解エラスチン(低分子ペプチド)が体内で利用され、 細胞外マトリックスとの関連性が報告されています。
本図は、コラーゲン+エラスチン配合を特徴とする他社製品との比較を示したものです。 ペット用サプリメント市場においては、豚由来エラスチンを主成分とする製品が他に確認できず、主成分が異なる製品を比較対象としています。 なお、本製品は、ヒト用の高純度サプリメントと同一の製造ラインで製造されたヒューマングレード製品です。
本製品には、1包あたりエラスチン9mg、コラーゲン約2,500mgを配合しています。毎日の食事に無理なく取り入れやすい量設計です。
| 観点 | 豚由来(真皮・腱) | 魚由来(魚皮・ウロコ) |
|---|---|---|
| 主流の抽出法 | アルカリ抽出(石灰処理) | 酸抽出+酵素分解(例:ペプシン) |
| 抽出の背景・理由 | アルカリで架橋を緩め、可溶化しやすい | 魚コラーゲンは架橋が弱く、酸で効率的に抽出可 |
| 低分子化のしやすさ | 追加工程(酵素・加水分解)が必要 | ペプチド化しやすく、低分子化が容易 |
| 純度・安定性への影響 | 高純度・安定しやすい | 酸条件次第で断片や副生成物が残りやすく、純度低下リスク |
| 脱臭・脱色 | 一般に課題は小さい | 脱臭・脱色工程が重要(魚臭・色素対策) |
| 実績・用途 | 医療・化粧品・食品で長年の実績 | サプリ・化粧品で広く使用。文化的制約が少ない |
豚由来の原料は、アルカリ抽出によって高純度かつ高い安定性を実現しており、長年の実績に裏付けられた安心の品質を誇ります。一方、魚由来の原料は酸と酵素で低分子化しやすく、吸収を考慮した設計がされているものの、純度は豚由来に比べると低く、不純物が混じってしまうのがデメリットです。
エラスチンやコラーゲンなどの成分は、純度が高いほど不純物が少なく、品質の安定性が保たれやすいとされています。高純度とは、目的の成分が余分な不純物をほとんど含まず、必要な栄養だけをしっかり届けられる状態を意味します。 例えば、純度の低い原料では、他のタンパク質や不要な成分が混ざっており、必要な量の成分を摂取するには多くの量を摂らなければならないことがあります。それに比べて高純度原料は、少量でも必要成分を効率よく摂取できます。
また、高純度の成分は、厳しい品質基準のもとで製造されていることが多く、成分の信頼性や安全性の面でも大きなメリットがあります。 だからこそ、大切なペットにも安心して与えることができるのです。
高純度のエラスチンやコラーゲンは、無色に近く(うっすらとした黄みを帯びることもありますが)、無味無臭無色、サラサラ(パウダーの場合)なのが特徴です。一方で、低純度の原料には魚臭や動物臭が残り、黄色みや茶色味が強く、ダマっぽさ(パウダーの場合)が出るため、視覚や嗅覚で純度の違いを感じ取ることができます。 本製品は、コラーゲン・エラスチン共に高純度。真っ白なパウダーで、においや味が一切ない完全無味無臭のサラサラ処方。 ぜひ実際に手に取って、その高い純度をご実感ください。
本製品は、人用サプリメントを長年手がけてきた日本国内の専門工場で、特許技術に準じた最適な環境と技術のもと、一貫して製造されています。
また、人用サプリメントの開発実績を持つ国内企業と製薬会社が、日本の技術を守るため、非常に厳格な品質管理のもと製造・監修を行っており、安心・安全にご利用いただけます。
腎臓は豊富な血管構造を持ち、腎臓周辺の血管網にも弾性線維が存在
靭帯の80%がエラスチンとコラーゲンで構成
エラスチンがコラーゲンを束ね、皮膚の土台を構成
組織の柔軟性、血管に跳ね返す弾性を
血管の50% がコラーゲンとエラスチンで構成
組織の30%はコラーゲンとエラスチンで構成
瞳にも弾性繊維が存在します。
口腔周辺の組織にもコラーゲンが含まれます
犬の健康な前十字靭帯において、加齢や組織の変性とエラスチン含有量の関係について解析されており、靭帯の柔軟性や強度の維持にエラスチンとの関連性が示唆されています。
ETHOSで読むイヌの横隔膜下大動脈を対象に、エラスチンとコラーゲンそれぞれの弾性率(組織の柔軟性や強さの指標)を定量的に評価した研究です。これにより、血管の弾力性における両成分の役割や、血管組織との関連性が報告されています。
PubMedで読む犬の正常前立腺と前立腺癌で、組織内エラスチン(およびコラーゲン I, III, IV)の分布を免疫組織化学および染色(Picrosirius red)で定量し、前立腺がんではエラスチンが統計的に増加し修復反応を示している事を報告しています。
MDPIで読む犬および猫の皮膚と被毛に含まれる主要なアミノ酸として、エラスチンやコラーゲンの構成成分であるグリシン、プロリン、4-ヒドロキシプロリンなどが豊富に含まれていることが報告されています。これらのアミノ酸は皮膚・被毛の構造維持や健康に重要であり、栄養学的にも注目されています。
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